糖類の取りすぎは危険がいっぱい!

朝食のパンに塗るジャム、オフィスで小腹がすいたときのキャンディバー、午後のちょっとしたスイーツ、テレビを観ながらデザートにフルーツを入れたヨーグルト…甘いものって、なんだかホッとしちゃいますよね。

しかし、身体への影響を考えると少々気を付けたほうがいいかもしれません。そしてこれは、明らかに砂糖を大く含む甘い食べ物に限った話ではないのです。糖分は、実は私たちが予想もしていないようなところにだって潜んでいます。加工食品などを例にとると、例えばソーセージ、缶詰のフルーツや野菜、ポテトチップスなどには、驚くほどの量の糖分が含まれているのです。ところで、糖分を摂りすぎると、身体には一体どのような影響があるのでしょうか?

1. 倦怠感

糖分は血流に乗って全身をめぐり、すぐにエネルギーに変わりますが、そもそも人体は糖分を追加しなくても覚醒する機能を備えています。低血糖症という言葉はよく耳にすることがあるかと思いますが、実はその反対の高血糖症の人の方がはるかに疲れやすい体質だというデータがあるのです。

オフィスでの仕事中にエネルギーがほしい…という場合は、チョコレートの代わりにリンゴを食べることをお勧めします。リンゴには糖分とともに食物繊維も豊富に含まれており、これにより糖分の吸収スピードが緩やかになるため、より効率よくエネルギーへと変わってくれます。さらにエネルギーの持続力もあり、かつ太りにくいというメリットもあります。

2. 集中力の低下

食事の後はいつも集中することができず、なんだか頭の中に霧がかかったみたい…そう感じる人は、ひょっとすると食べ物に含まれている糖分が多すぎるのかもしれません。血糖値が急激に上がったり下がったりすると、認知機能障害や、ひどいときにはうつ病を発生させる原因となることもあるので注意が必要です。 

3. 砂糖依存症

砂糖が昔よりもあまり甘くなくなってきたと感じる人はいませんか?この場合は砂糖依存症に陥っている可能性があります。長期的に大量の糖分を摂取すると、味覚のグルコース耐性レベルが少しずつ上がっていってしまうことがあるそうです。こうなってしまうと、甘さを求めて砂糖の摂取量がどんどん増えていってしまいます。

砂糖のことを中毒性の高い薬物だと呼ぶ化学者もいるそうですが、納得ですね!

4. 体重の増加

お気に入りのジーンズが入らなくなり、自分の体型に嫌気がさした…そんな経験はありませんか?体形の変化の原因は、実は食べ物に含まれる糖分にあるのかもしれません。砂糖には多くのカロリーが含まれており、しかもその質があまりよくないものだということが最近研究などで分かってきています。糖分は空腹を一時的に満たしてくれますが、すぐにより大きな空腹感に襲われることになるのです。

これはすなわち、糖分を多く含む加工食品ばかりを食べる人は、自然の素材を使用して家で調理する料理を食べる人に比べてより早く空腹感を覚えるやすいうことを意味します。結果として、食べる量がどんどんと増えていってしまうというわけです。

5. 空腹感

先ほども紹介しましたが、糖分の多い食事を摂り続けると、空腹感もどんどんと増していきます。これも砂糖の中毒性の一端と見ることができますが、ある専門家によると砂糖の中毒性はコカインなどの麻薬よりも強力なのだそうです!

6. 風邪にかかりやすくなる

他の人に比べて風邪やインフルエンザにかかりやすいという人は、ひょっとすると糖分の摂りすぎが原因かもしれません。砂糖を摂りすぎると体内の免疫システムが弱まり、結果として病気にかかりやすくなってしまうのです。これだけでも、砂糖を摂りすぎるべきでない大きな理由といえるでしょう。ずっと風邪気味が続くことほどつらいものはないですよね!

7. 肌荒れ

体内に摂取しすぎた砂糖は、毒物と同様に体内で処理しきれなくなってしまいます。この場合、人体は最終手段として毒物を皮膚から体外へと排出しようとします。もちろんこれは効率的な手段とは言えません。こうなると肌にはニキビや湿疹、酒さなどの症状が発生するだけでなく、過度に脂ぎったり、逆に乾燥してカサカサになってしまうのだそうです。

スキンケア製品にお金を使うよりも、糖分を抑える方が効果があるかもしれません。

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