「筋膜リリース」聞いたことはあるけど一体なに・・・?
ずばり筋膜リリースとは、筋膜を柔らかく解きほぐすことを言います。
例えば、あなたがお悩みの体の凝りや筋肉のハリ、その症状を筋膜リリースで改善することができます。さらにボディメイクやスタイルアップも可能!
そこで今回は、セルフでできるかんたん筋膜リリースの方法をご紹介します。
筋膜リリースでしなやかな体を目指しましょう!
まず始めに「筋膜」とは、私たちの体全身に張り巡らされている、筋肉を包む薄い膜状の組織のことを言います。筋膜は、体を支え組織を包む・組織の保護・力の伝達など、大切な役割を担っています。
そして筋膜は柔らかいため、悪い姿勢や、長期間体を動かさずにいると、「委縮」や「癒着」(絡まったり、くっついたり)しやすくなります。筋膜が委縮・癒着すると、筋肉の柔軟性を損ない、体に負荷がかかるのです。
体に負荷がかかると、肩こり・腰痛・関節の痛み・むくみ・目の疲れなどのトラブルが生じ、ボディラインの崩れにも繋がってしまいます。さらに、癒着を起こすと体が緊張状態になり、自律神経が乱れ、肉体面だけではなく精神面にも支障をきたしてしまいます。
そこで効果的なのが “筋膜リリース” です。
筋膜リリースとは、筋膜を正常な状態(位置)に戻すことを言います。筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、筋膜を柔らかく解きほぐすことができます。
筋膜リリースをすることで、上記で述べたような体や心の不調を改善することができます。
さらにボディラインの歪みや崩れを正し、しなやかな体づくりができるため、スタイルアップを目指すこともできるのです!
ここからはセルフでかんたんにできる筋膜リリース法をご紹介します。
・フォームローラー
体をローラーに預けて転がすだけで、全身の凝りや、むくみをとることができるフォームローラー。筋膜リリースにも役立ちます。平坦な部分は「手のひら」の役割を、凹凸や棒状の部分は「指」の役割を担い、広範囲のマッサージが可能です。
・マッサージボール
気になる部位に転がすだけで筋肉の凝りやハリを柔らかくほぐせるトリガーポイントも、筋膜リリースにも役立ちます。足の裏や、症状が気になる部位をピンポイントで刺激することができます。
今回は、“フォームローラー“ を使用した筋膜リリース法をご紹介します。
①背面→ ②脇腹→ ③臀部(ヒップ)→ ④鼠径部(付け根あたり)→ ⑤ふくらはぎ の順番で行うのが効果的です!
①背面
まずは背中からスタート。背中の上の方から腰にかけて、フォームローラーをコロコロ転がしましょう。
②脇腹
続いて、背中の筋膜の延長線で脇腹をコロコロ。
③臀部(ヒップ)
フォームローラーに半分おしりを乗せてコロコロ。両サイドのヒップを行いましょう。
④鼠径部(付け根あたり)
次はうつ伏せに寝そべって鼠径部。フォームローラーに体重をかけて乗っかるように上下にコロコロ。
⑤ふくらはぎ
最後は、ふくらはぎ。片方の脚を、もう片方の脚に乗せることで重さ・負荷をかけられます。
初めの方は少し痛みを感じるかもしれませんが、効果は抜群。これにてセルフ筋膜リリース終了です!
じわ~っと温かくなってきましたか?
リンパの流れが良くなり、血流や冷えが改善されます。
筋膜リリースのおすすめのタイミングはトレーニング後や帰宅後、就寝前。
疲労回復や睡眠の質向上にも繋がります。
さらに筋膜リリースは、①~⑤全てのパーツを合わせて15分以内に行いましょう。
※長時間のリリースは揉み返し(筋肉にダメージが生じ、体に痛みや不調が現れること)が生じ、より体がだるくなることがあるため、注意が必要です。
いかがでしたか。
筋膜リリースとは、筋膜を柔らかく解きほぐし、正常な状態(位置)に戻すこと。
今回は、セルフでできるかんたん筋膜リリースの方法をご紹介しました。
①背面
②脇腹
③臀部(ヒップ)
④鼠径部(付け根あたり)
⑤ふくらはぎ
※全てのパーツを合わせて15分以内
筋膜リリースでは、体の凝りや筋肉のハリを改善することができます。
さらに血流改善や疲労回復にも効果的なのが嬉しいポイントですね。
あなたも筋膜リリースでしなやかな体を手に入れ、理想のスタイルを目指しましょう!
【参考】
トリガーポイント,「筋膜リリースとは?」,<https://muellerjapan.com/triggerpoint/about/fascia-release>
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