下半身

下腿のストレッチ

■下腿のストレッチ

足先を手前に引きつける筋肉は向こう脛の筋肉を前脛骨筋と言います。反対に足先を外へ押し出す筋肉はふくらはぎの筋肉を下腿三等筋と言います。両方ともにとても疲労しやすい筋肉です。

人間は歩いたり、走ったり、跳んだりする際に非常に大きな力を必要とするため元々ふくらはぎの筋肉の方がはるかに大きくできています。
つまり、ふくらはぎの筋肉を時々伸ばしておいてやらないと、短縮したままになってしまって絶対量に劣る向こう脛の筋肉が伸ばされ、足先が返らなくなります。

若いときには自然に返っていた足首が加齢とともに返らなくなり、歩いていてもつまづきやすくなり、転倒しやすくなります。
前脛骨筋のストレッチ=抗重力筋のストレッチでもあるので老化防止・メタボリック予防のためにも入念にする必要があります。

1 一方の足を一歩前に出し、身体を前傾させて、もう一方の足のふくらはぎを伸ばします。


2 次に、一方の足を半歩前に出し、足先を上に持ち上げる動作を素早く30回×2セット行います。
3 1と2を反対の脚も同じようにして行います。