下半身

ハムストリングスストレッチ(レベル1)

■ハムストリングスストレッチ(レベル1)

ハムストリングスとは1つの筋肉の名前ではなく、太腿の裏側にある大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋をあわせてハムストリングスと呼ばれています。

ハムストリングスは股関節の伸展と膝関節の屈曲に働き、歩く・走る際に最も重要な筋肉と言えるのですが、知識がないと効果的なストレッチをするのが難しい筋肉でもあるので、ハムストリングスの効果的なストレッチの方法を身に付けることは、パフォーマンスのアップに大変役に立ちます。

ハムストリングスのストレッチは股関節の柔軟性UPや骨盤の前傾の矯正に有効なストレッチになります。

1 仰向けに寝て、タオルを持ち、一方の脚のふくらはぎやや下の辺りに引っ掛けます。

2 引っ掛けたタオルを引き、持ち上げた脚の膝は伸ばしていきます。

3 ハムストリングスが伸びていることを体感するところで姿勢をキープし、足首を反ります。

4 タオルを引っ張り、脚を自分の身体へ引き付けて緩めます。息を吐きながら10回繰り返します。
5 1から4までを反対の脚も同じようにして行います。

ハムストリングスストレッチの準備動作として
上の写真のようにハムストリングスストレッチの準備動作として、立った上体で半歩脚を前に出し、お尻を突き出すことでハムストリングスを伸ばしておくと良いでしょう。

痛気持ち良いところまで前傾し、ハムストリングスが伸びていくことを体感しながら行ってください。