なぜ睡眠不足が体重増加を引き起こすのかというと、ホルモンバランスが崩れるからだといわれています。
充分な睡眠が取れないと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールが増加すると、余分なエネルギーを脂肪として溜め込むホルモンであるインスリンが分泌されます。
このインスリンが常に分泌されていると、インスリン抵抗性という状態になります。
細胞内に取り込まれなかった糖は肝臓にグリコーゲンとして貯蔵されます。
この肝臓の貯蔵がいっぱいになると残りの糖は脂肪に変えられて、カラダの中に蓄えられることになるのです。
インスリン抵抗性の状態になると、カラダはますますインスリンの分泌量を増やします。
すると、どんどん体脂肪が蓄えられるというダイエッターにとっては嬉しくない状況になってしまいます。
また、睡眠不足は満腹信号を出すホルモンのレプチンを減らしてしまいます。
さらに悪いことに、睡眠不足によって、食欲増進の働きをするグレリンというホルモンが増えてしまいます。
まとめると、睡眠不足によって
・脂肪を溜め込むインスリン=増加
・満腹サインを出すレプチン=減少
・食欲を増進させるグレリン=増加
という結果が引き起こされることになります。
なかなか満腹感を感じないうえに、脳からガンガン食べるように指令が来て、さらに食べすぎて余ったエネルギーが体脂肪としてカラダにどんどん溜まっていっちゃう状態です。
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