ぽっこりお腹になる原因は大きく分けて3つに分類されます。
あなた がどのタイプに当てはまるのか、その危険性があるのかを、チェックしていきましょう。
ぽっこりお腹になる原因の一つには、筋力の低下が考えられます。
お腹周りの筋肉の量が低下することで起こる「内臓下垂」は、ぽっこりお腹を作り出す要因となります。
「内臓下垂」とは、筋肉の低下により内臓が支えられなくなって、内臓が腹部に落ちてくるという症状のことです。
実はこの症状は怖いもので、内臓が落ちてくることによって、下腹部が圧迫を受け、炎症が起きてしまうこともあります。
さらには血液の巡りが悪くなり、身体の代謝が下がって脂肪が付きやすくなるなど、様々な弊害を引き起こす可能性もあります。
また背中の筋力が低下して、猫背になりがちになってしまうのも、ぽっこりお腹の原因となります。
猫背になるとお腹の肉が前面に集まるので、お腹が出ているような見た目になってしまいます。
内臓を支えている骨盤のゆがみも、ぽっこりお腹を生み出す要素の一つです。
骨盤がゆがんでいることで、内臓が下腹部に落ちてきてしまい、やはり「内臓下垂」を招くことになります。
そもそもこのゆがみは
など、日常生活の動作によって引き起こされるものがほとんどです。
特に女性は骨盤がゆがみやすい体質であるため、より注意が必要だといえます。
このように日々の動作で曲がってしまった骨盤が、内臓下垂を引き起こしてしまいます 。
お腹がぽっこりしてしまう原因は、内臓下垂に限ったことではありません。
女性が悩まされることの多い便秘も、ぽっこりお腹を作り出す理由として数えられます。
この場合、腸内に溜まった便だけが問題ではありません。便だけなら、お腹は少し膨らむ程度で、それほど見た目に影響はありません。
実は、この腸内に残った便が腐敗し、発生させるガスが問題なのです。
腸内では悪玉菌が、高脂肪・高たんぱくなものをエサとして好みます。
便秘で溜まった便が、悪玉菌にエサとして取り込まれると、ガスを発生させます。
こうして発生したガスが腸内に溜まると、便とともに下腹部を張るように膨らませる原因となってしまいます。
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